エール
2015年11月13日 (金) | 編集 |
映画を観て来た。
【エール】
フランス映画だ。

内容は、聴覚障害を持つ両親と弟。健常者の女子高生が主人公の話。
彼女は、農家の手伝いや家族の通訳と忙しい毎日を送っている。
そんなある日、彼女に飛びぬけた歌の才能があることを音楽教師が見出し、
パリの音楽学校のオーディションを受けることを勧める。
夢に胸をふくらませる彼女。
しかし、彼女の歌声を聴くことができない家族は、彼女の才能を信じることもできない。
また、遠く離れてしまう事にも反対。
「夢に向かって羽ばたいてみたい、だけど私がいなくなったら…」と、
彼女は悩んだ末に、夢を諦める決意をするのだが・・・

とこんな感じ。
障害を持つ家族とともに生きる女の子の物語だけど、悲壮感はまったくなし。
所々に、下ネタもさらりと入っていて、
笑いもあり。
でも、笑っているうちに、最後に涙してしまうような家族愛もの。
爽やかな映画だと思う。

映画の場面ででてくる手話は、私が今学んでいる日本手話ではなく、
勿論、フランス手話。
手話表現は違うが、顔の表現などで、推測しながら読み取ることができ、
なかなか楽しかった。

しかし、何と言っても、この映画の素晴らしさは、
主演のルアンヌ・エメラの圧倒的な歌唱力
私はストーリーで泣いたのではなく、この歌声に心打たれて泣いたように思う。

ふと、この素晴らしい歌声が聞こえなくても、この映画に感動できただろうか?と思った。
聴覚障害の方は、やはり、この映画の素晴らしさを、充分に感じ取ることは、できないのでは?
と思えて仕方がなかった。


手話の先生(聴覚障害をお持ちです。)が、
「映画は、やはり音響が加わるから、楽しめるものかも。。。
細かく字幕が出ても、健常者と同じように、映画は楽しめないかも。。。」
と、以前、話していた事も思い出した。


ただ、障害を持っていても、明るく、強く、いきいきと生きている家族の姿を、
沢山映し出していたのは良かったと思う。
テーマ:洋画
ジャンル:映画