巣立ち

2012/04/05 Thu 22:44

私は通える範囲内に大学がない田舎で生まれ育ったので、
(現在はひとつできたみたいだけど)
大学進学=親元を離れる
だった。

厳格な父と心配性でやや干渉しすぎる母、頻繁に訪れる親戚や知人。
常に人がいる家庭で賑やかな毎日を送ってきた私にとって、
親元を離れ、ひとり暮らしをする事は憧れだった。

しかし、
(経済的な事も勿論あっただろうけど、)
高校2年生から3年生にかけて入院していたほどの病弱な私を心配した両親は、
ひとり暮らしをゆるしてはくれなかった。
朝夕2食つき、看護婦常駐の大学の女子寮で、私は学生生活を送った。

全国から集まってきている同年代の人達との生活は、
それなりに楽しく、よかったな、と思えることも沢山あったが、
ひとり部屋でもなかったので、
親元は離れても、完全に自由な生活を送れたわけでもなく、
やはり、ひとり暮らしをしてみたい、という思いを持ち続けて、早云十年(笑)
次にひとり暮らしになる時は、夫と永遠の別離の時なのね、きっと。ひょえ。(笑)
(夫がひとり暮らしに」なるかもしれないけど)


そんな私だから、
次女が
「行きたい大学が通える範囲ではないので、ひとり暮らしをしたい。」と言った時も、
頭ごなしに反対する気にはなれなかった。
いつかは親の元を離れていく。
それが何年か先か後の違いだけ。

夫は、最初、反対していたけど、
私は、
セキュリティーのしっかりした処にしてあげれば、いいかなぁ、
と、心の中では、認めていたような。

しか~~し、
それにはお金がかかる。

夫と次女と話し合ってでた結論。
国立だったら、ひとり暮らしも可。

よほど、ひとり暮らしをしたかったのか(笑)
塾にも行かず、毎日ゲーム漫画漬けだった子が、
センター試験1ヶ月前から、頑張りだした。

小さい頃から、自分の部屋、机で勉強を全くしなかった次女は、
高校生になっても同じ。
リビングに参考書、たまりに溜まったZ会の問題集を並べ、
受験勉強。たった2ヶ月だけど(笑)

感心するのは、
周りに誰がいても平気。
テレビ大音量でも平気。
横で、親が、お酒をたらふく飲み、酔って騒いでも平気。
親が酔い潰れて高いびきで寝てても全く平気。(らしい)

この集中力は、
我が子ながらすんばらしぃと思う。
まして、
勉強を実に楽しそうにする。
(後で本人に聞いたら、そんな事はない、と言ってたけど)

「ほんぎゃ~~」
「うへぇ~~」
「まじっすか」
「私って、凄いかも。げへへ」
「これ、無理無理。見なかったことにしよう。」
「うん、これは、出題されない事を祈ろう。」

楽しそうに独り言を言いながら、
チョコレートを齧りながら。



今日、入学式だった。
今晩から、ひとりで暮らす次女。

メールも電話も、私には今まで、それほどよこす子ではなかったのに、
夜、
「今日着たブラウスって、普通に洗濯機で洗っちゃっていいの?」
と、メールが。(笑)

ひとり暮らしを認めたものの、
実は、
心配で心配で仕方ない私。

今までは、携帯なんてマナーにしたままバックにずっと だったのに、
マナー解除して手元におく。

次、いつ帰ってくるかしら?
私が会いにいこうかしら?
と、もう顔が見たくて仕方ない。
親離れより子離れが大変かもしれない(笑)


楽しい学生生活
そして、好きな道を歩んでほしい。


みはるかす 青海原に
のびゆきて 尽きせぬものは
我等が想い

どうでもいいこと