平和な時代に、
2013年01月10日 (木) | 編集 |
ここのところ、テレビで頻繁に取り上げられているのが、
高校の運動部の顧問の先生の体罰の一件。

あぁ、
まだこんな風潮が黙認されているところもあったんだ、
と、驚く。


私の卒業した小学校、中学校、特に中学校は、
先生の暴力は、常習だった。
かなり酷かった。
昔(昭和50年あたりまで)は、どこの学校もそうだったのだろうか?
当時、都内から転校してきた子の話だと、
「前校では全く有り得ない」、と言っていたけど。。。

私は運動部には所属していなかったが、
普通に学校生活を送る中で、
一日、何人もの生徒が殴られるのを、見てきた。
いや、
見てきただけでなく、実際に、平手で頬を叩かれたことも数回あった。
女生徒だろうと、先生達は、全く手加減しなかった。
所謂往復ビンタなるものを受ける女生徒だって、沢山いた。

勿論、どんな理由があろうとも暴力は絶対にいけないのだが、
殴る理由が…。
そんなことで、頬が真っ赤になる程殴る必要があったのだろうか?
と、
今でも、あの当時の暴力が酷かった先生の顔を思い浮かべることもある。
(何年経っても忘れない。執念深いのだよ、わたしゃ。ヒヒヒ)


あの当時、あの学校の先生達は異常だったと思う。

例えば、
授業が始まり、ベルと同時に、自分の机の上に、
その日に学習するであろうと思われる教科書のページを開いていないだけで、
往復ビンタ。

大きな音に驚き、ちょっとよそ見をしただけで、
往復ビンタ。

忘れ物などしたら、もう大変だった。

叩かれるだけでなく、
蹴られ、2m位、飛んだ子。
口から、血を流した子。

さすがに、鼓膜が破れ、病院に運ばれ、
親が騒ぎ出し、地方紙がそれを取り上げた時だけは、
一旦、ほんのひとときだけ、先生達の暴力はなくなったが、
すぐに元の黙阿弥。
私が卒業するまで、3年間、ずっと先生の暴力はあった。
生徒は、みなビクビク、オドオドとした毎日。
本当は、中学校時代って、一番楽しい時期の筈だが、
私は、もう二度とあの頃には、戻りたくない。
ただ、
同じ境遇で頑張って耐えてきた生徒同士は、
特別な連帯感のようなものもあったように、思う。
あの時期には、戻りたくないが、
クラスメートには会いたい。


その後に入学したのは、女子高。
暴力は、全くない。
されたことも、見たことも、聞いたこともなく、
なんて平和な学校なんだろう、と、
しみじみ、この学校に入れてよかった、と思ったものだ。

その後、私は、先生から暴力を受けたことは一度も無く、
たぶん、子供達も、先生からの体罰の経験はなかったと思う。

『いつの間にか、平和な時代になってよかったなぁ』、と思っていたから、
今回の事件は、自分の中学校時代を思い出し、
なんだか切なくなった。

自殺する位なら、学校を辞めればよかったのに。
と、大人は思えるが、
そんな風に考えることもできない位、追い込まれていたのだろうと思うと、
気の毒でならない。

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