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老化現象じゃないんだ。

ちょっと真面目なことを書こうと思います。
全く面白くない内容ですので、
興味のない方は、ここでさよならして下さい。(笑)

私の両親も夫の両親も、すでに他界していますし、
家族や親戚に、認知症に現在罹っている者はいませんが、
仕事場では、毎日のように認知症の方とも接しています。
今まで、その対応に困ったことはまだありませんが、
これから先、どのような症状を持つ認知症の方がいらしても、
ベストな対応がさりげなくできる為には、
認知症というものを、私が、キチンと知らなければ、
勉強しておかなければいけないな、と考えていたところ、
たまたま、市の広報誌で、
【認知症サポーター養成講座】
というものが開かれることを知り、
一昨日、この講座を受けてきました。

【認知症サポーター】とは、
認知症を正しく理解し、認知症の人やその家族を、
自分のできる範囲で温かく見守り支えていく人のことです。


この講座の主催は、地域包括支援センター。
市の高齢介護課や医師会もバックアップしている(と思う。)

約2時間だけの講座でしたが、
大変勉強になる内容で、受けて本当によかったと思いました。

今まで、若年性アルツハイマーは、脳が萎縮する病気ということは知っていましたが、
『認知症は、老化現象のひとつで、病気ではない』と思っていました。
認知症は、脳の細胞が死んでしまう病気
誰にも起こりうる脳の病気
だったのです。
その種類は、
アルツハイマー、脳血管性認知症、レビー小体病などいくつかあります。

症状も様々ですが、
↓このような症状がでて、気づく(周りの人が)ことが多いようです。
家族が作った早期発見のめやすだそうです。
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読んでみて『あれ?私もこんな事あるかも?』
と思われませんでしたか?
私、いくつかありました。
認知症に罹っていなくても、もの忘れってしますよね。

じゃあ、普通のもの忘れと、認知症によるもの忘れって、どう違うんだろう、
という疑問がでてくると思います。
その違いが簡単にまとめられているのがこちら↓
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ちょっと聞き慣れない言葉もありますが、
なんとなくはおわかりになると思いますが、

一番上の
ある体験の一部分を忘れる と、ある体験の全体を忘れる
例えば、3泊4日の旅行に行って帰ってきて、
『あれ?二日目の夜って、何食べたかしら?』
と、すぐに思い出せないのは、普通のもの忘れ。

旅行に行ってきたことを全く覚えていない、旅行になんか行ってない、
となると、認知症のもの忘れ。



※2の見当識とは、
時間、場所、人物や周囲の状況を正しく認識すること。
今日が何日だったかしら?なんてすぐにでてこない時もありますよね、
このレベルではなく、
今、自分のいる時代は昭和。目の前にいる(本当は)孫を娘と思いこんでいる。
これは認知症の症状。



この違い、な~~んとなく理解できます。


この記憶障害、見当識障害など中核症状と呼ばれるものだけでなく、
これに加えて、
幻覚・妄想・暴力・徘徊などの症状がでてくると、
日常生活への適応が困難、家族や周辺の方が大変になってきます。
(詳しい事例は書くと大変な量になるので、今回はなしにしますが)

認知症の治療
一度罹ってしまったら、もう諦めるしかないんだろうな、
と、私は思っていましたが、
いくつかですが、治る認知症もあります。

アルツハイマーは、完治は無理ですが、
薬で進行を遅らせることができます。

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講師の方の中に、保健婦さんがいて、
この方のご両親の認知症治療について詳しく話をして下さいましたが、
認知症は、早期発見、早期治療が大事と強調されていました。

この方のお母様は、症状がかなり進んでから投薬を始めたので、
進行の速度は遅くはなっているものの、
周りの援助が必要な位の症状がでているそうです。

お母様の診察や治療を見ていて、
『もしかしたら、自分もそうかも?』
と不安に思ったお父様は、自ら診察を受けたところ、
お父様も認知症に罹っていることがわかって、周りは驚いたそうです。
本人は不安に思っていたのでしょうが、周りの人は、全く気づいていなかったそうです。
お父様は、すぐに投薬を始め、10年経った今でも、認知症の症状は軽いもので、
健康で穏やかな毎日を送っているそうです。

でも、現実問題としては、
認知症の方を、まず病院に連れて行くこと、受診させることすら難しい、という方も多いでしょう。
家族は大変だと思います。

でも、辛いのは、家族ばかりではありません。
【認知症の本人には自覚がない、というのは大きな間違い】なのです。
(すべての人がそうではないかもしれませんが、)
認知症に症状に最初に気づくのは、本人。
なんとなくおかしいなと感じ、不安になります。
もしかしたら、自分は認知症になってしまったのではないか、という不安は、たぶん今健康な私には想像もつかない程のものでしょう。
認知症の人は何もわからないのではなく、
誰よりも一番心配で、一番苦しくて、一番悲しいのは本人かもしれません。


資料の中に、
「本人の思い、家族の思い」というものがあります。
その中に、
*夕方になるといつも泣き出していた。
 なぜ悲しいのか聞くと、
 「こんなにバカになってしまって…}という言葉が返ってきた。

*孫娘が「じいじ、じいじ」と声をかけると、
 孫を見つめて「かわいいわ」と言った。 
 もう心の交流はできないと悲しく思っていたのに…



2時間の講習を受けただけで、
こんなものがいただけました。
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実際、認知症の人に接する際に注意することなども、教えて頂きましたが、
これは、正直、普段、私がお年寄りや障害を持つ方に接する際に心している事と、あまり違いはないように思いました。
●こちらの話が理解できてはいないかもと思われる方にも、丁寧に話す。
●やさしくゆっくりと話す。
●ひとりを大勢で囲まない。
●身長の低い方には、目線を合わせるように、腰をおとす。
●うしろから話しかけない。
●その方の人格、プライドを尊重する。
●笑顔で



オレンジリング 認知症サポーターの目印だそうです。
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これを腕につけて…
らしいですが、
腕につける程の事が私にはできないかもしれないし、
申し訳ないけど、ちょっと目立つので恥ずかしい。
たぶん、腕につけることはないと思いますが、
認知症と思われる方を見かけたら、さりげなく見守り、
必要と思えばお声かけなどしていきたいです。

うん、でも、これって、
特別な事でもないような。。。
今までもそうしていたような。。。(笑)


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文章をまとめるのが下手っぴで、自分が嫌になりました。(笑)
えっらそうな書き方もしちゃったような。
すみません。



【 2013/12/01 】 つぶやき | TB(-) | CM(-)