2024年03月20日 (水) | 編集 |
大福が美味しいお店として有名(2023食べログ100名店)
開店時間が8時40分。
午後には売り切れになるものもあるらしいとの事で、9時前に訪問。
お店の横に駐車場あり。
以前は、食堂も営まれていたようだが、
現在は、下記の商品のみ販売。
・豆大福 ・紅大福 ・うぐいす ・いなり寿司 ・赤飯
昭和レトロな店内には、嘗て使われていたと思われるテーブルや椅子が、置かれているが、
テイクアウトのみの様。
◆豆大福(つぶあん) 180円
◆うぐいす(こしあん) 180円
◆いなり寿司 110円
を購入。当日の夜と翌朝、頂いた。
たっぷりの片栗粉にまぶされた大福は、掌にずっしりと重さを感じる。
中には、つぶ餡がぎっしり。
表面の餅に練りこまれている豆は、大きく、食感もいい。
餅は強い粘り、弾力がある。
(購入してから数時間が経ってしまったのもあってか)
やわらかい、というよりはしっかりとした餅。
餡は普通に甘い。そしてチトしょっぱい。
日頃食べ慣れている餡に比して、塩味を強く感じた。
つぶ餡だけではなく、こし餡も、やはり同様に塩味が強い。
この塩味が懐かしい餡の味と思う方もいらっしゃるだろうから、
これはもう好みの問題かと…。
また、翌日以降だと餅が硬くなるため、当日中に必食がいい。
レンジやトースター等で頑張ったが、どれも上手くいかなかった。w
しかし、これも、もち米以外の混ぜ物は使わず、長年引き継がれてきた製法を守ってきたからと思えば…。
当日中に食べよう。
※購入直後(出来立て)に頂いていたら、評価はもっともっと変わっていたかもしれない。
また、
大福にまぶしてある片栗粉やきな粉の量が多いため、頂く場所、場面に注意が必要。
鼻息の荒い方も。w
粉、飛び散る。
2024年03月18日 (月) | 編集 |
【さんまパイ】
静岡のうなぎパイは何度も頂いているが、さんまパイは初めて。
うなぎパイ同様、生地にさんまパウダーが練りこまれているらしいが、
さんまの風味は、ほとんど感じられない。
が、これもこのお菓子の美味しさの秘密のひとつとなっているのだろうか。
実に美味しい。
バターの風味が強く、甘さは控えめ。(きび糖使用との事)
生地はパイとガレットを合わせたようなもので、
軽過ぎず、ざくざくとした歯ごたえあり。
食べ応えはあるが、味は上質。という感じ。
とても美味しいお菓子に仕上がっていると思う。
また、パッケージもいい。
さんまを銜えた2匹のニャンコが愛らしい。
個別包装になっているのもお土産に適している。
お値段は、ちょっと高め。
量より質を求める方へのお土産にいいと思う。
このさんまパイ、
昭和60年代から気仙沼市民に親しまれながらも、6年前に姿を消したものを、
製法や形、パッケージをリニューアルし、こちらのお店が昨年秋に復活させた。
さんまの大量水揚げで賑わった頃の活気を、取り戻したいという願いの籠った商品のようだ。
2024年03月16日 (土) | 編集 |
担々麵と言うと、私の中では、【胡麻のコク、辣油の辛さ、花椒の痺れ】の印象。
お店で一番最初に食べたのは、阿吽でだった。ガツンとくる辛さと旨さに大満足した記憶がある。
が、
今回頂いた勝浦たんたん麺は、ちょっと趣きが違っていた。
生まれて初めて頂く勝浦たんたん麺。
お店選びは、勿論食べログが頼り。
食べログマイレビのP様が、沢山担々麵のお店をアップされていた事を思い出し、じゅっくり拝読。
こちらのお店に決めた。
土曜、昼頃、訪問。
幸い待ちはなし。
メニューはかなり豊富。
勝浦タンタンだけでもいくつもあり、他の麺では、五目、味噌、喜多方、ザーザー麺等。
ご飯もの定食の種類も沢山。一品料理も多く、
昼から、ビールを飲みながらというお客も。←羨ましw
ラーメンだけ食べてすぐに出なくてはいけないようなお店では、全くない。
でも、客の回転はそれほど悪くはない様子。
◆チャーシュータンタンメン 1000円を頂いた。
辣油の赤がそれほど強くなく、見るからに辛くなさそう。
具は挽肉、タマネギ、白髪ねぎ。
タマネギは飴色でトロトロ。自然な甘みがいい。
この玉ねぎの甘みが、辛味の効いた醤油味ベースのスープを円やかにしている。
なんとも不思議な相性。初めて頂く味だった。
麺は細く、若干柔らかめの茹で上がり。
しっかりとしたチャーシューは数枚。美味い。
激辛を求める方には、物足りなく思えるかもしれないが(辛さ調整お願いすれば可能らしい)
辛さがそれほど得意ではない私のような者でも、美味しく頂ける。
玉ねぎの甘みが印象的な、激辛ではない旨辛の勝浦タンタンメンだった。
2024年02月28日 (水) | 編集 |
房総方面に行ったら、絶対再訪しようと思っていたお店。
チョコレートや焼き菓子、ケーキが美味しいのは、勿論だが、
店内、店外に置かれたブリキのオブジェが、とても魅力的。
土曜、昼頃、再訪。
お客さんで溢れている。
(店内写真を撮る事が憚れ、2枚しか撮れず。)
今後の私のスケジュールの関係で、今回は、ケーキは購入出来ず。
◆マンディアン(ナッツ入りのチョコレート) 1110円
◆ベルローズ(ドーナツ等焼き菓子詰め合わせ) 1485円
◆ディアマン ショコラ(クッキー) 710円×数個
を購入。帰宅後、頂いた。
チョコレート菓子は、どれも絶品。
私は、特に◆マンディアンが好き。
一粒を、じゅっくりとゆっくりと味わって頂く。
パティシエは、本場ベルギーで学んだ技術と磨かれた感性の持ち主の様。
チョコレートスイーツのスペシャリストと言っていいように思う。
あ、前回頂いたチョコレートを使わないケーキも美味しかったわね。w
バレンタイン前という事もあって、陳列棚の半分近く、バレンタインギフト用のものが並んでいた。
パッケージがとても可愛らしく、
大きさもお値段も内容も、多様にあるので、ギフト選びにいいと思う。
ブリキのオブジェに囲まれた素敵空間で、
美味しいお菓子が詰まった可愛らしい商品を、あれこれ迷いながら選ぶ楽しさが味わえる。
このお店ならでは、と思う。
2024年02月09日 (金) | 編集 |
2019年の台風で、大きな被害を受け(本館の屋根が飛んでしまったらしい)、暫く休業されていたが、
本館を建て直し、営業を再開されたと知り、訪れた。
前回頂いた夕食の刺身盛りがまた食べたくて。
刺身姿盛は、地魚が中心。
千倉漁港など地元漁港の地魚を仕入れているらしい。
鮪やサーモン、雲丹やイクラはない。
が、(房州産)伊勢海老のお造りがある。なめろうもある。
お刺身はどれもとても新鮮。身が締まっていて、噛むほどに甘みが広がる。量もある。
特別注文ではなく、二人分として、これが普通に出てくる。
他には、茹で落花生、帆立とわかめの酢の物、海鮮鍋、茄子田楽等、海の幸と野菜が主で、肉料理はない。
途中から、カレイの唐揚げと伊勢海老のテルミドールが、熱々状態で供される。
伊勢海老は、お刺身と焼きと、両方楽しめ、
また、翌朝には、その殻が、美味しいお味噌汁の出汁になって出てくる。
朝食
ホール担当の女性は、夕食時と朝食時と、違う方だったが、
おふたりとも、丁寧で、とても感じがいい。
本館の客室は、2階に5部屋のみ。(+離れ1部屋と別館に3部屋)
とても小さな旅館ではあるが、
和洋室のお部屋は、隅々まで清掃が行き届き、大浴場(温泉。お部屋のお風呂は沸かし湯)は、ほとんど貸し切り状態。
海岸のすぐ近くに建っているので、海が、ホント目の前。
お部屋から、さざ波を見たり、富士山も眺められる。
決して高級旅館ではないので、そのあたりを求める方にはおすすめしないが、
美味しい地魚のお刺身を食べて、波音を聞きながら、のんびり過ごしたい方にはおすすめ。